シンジの第二の人生の始まりの鐘がなった瞬間の出来事だった



















シンジが困惑しているのは無理もない。

自分は宙に浮いていて其処は知らない部屋だった。


「ここは・・・・・何処だ?」


シンジはまわりを見渡すと其処には一人の少年がいた。

少年といってもシンジよりも年上の17、18ぐらいだが・・・


「それに宙浮いてるし・・・・」


シンジはため息をつく。

あの赤い海の出来事で結構性格が変わっているようだ。

以前ならここでどうしていいか分からずオロオロしているところだろう。


「とにかく、この人を起こすか。」


シンジは気絶している少年を起こそうとする。


「お〜〜〜い!!起きろ〜〜〜!!!!」


しかし少年は起きない。


「(怒)ウルアアアアァァァ!!!!!起きんか〜い!!!!」


シンジは少年の鳩尾を殴る。


「グハッ!!!な、なんだなんだ!?」


少年は慌てて起きだす。


「誰だ!?お前は?」


少年はシンジに名前を聞く。


「僕の名前は碇シンジ。貴方のお名前は?」


シンジはさっきの出来事など無かったかのように返答する。


「俺の名前は横島忠夫。ところでお前は死んだのか?」


「は?」


「だから死んだんだろ?」


「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!?????」




















第二の人生は霊能力者!?





第一話「シンジ君は死んじゃった!?」





シュウジ













「僕が死んだ!?なんで!?」


シンジは横島に問う。


「だって幽霊じゃん。」


横島は当然のように言う。


「幽霊?幽霊って普通足無いんじゃない?僕あるんだけれど・・・」


シンジは自分の足を指差しながら言う。


「あ、本当だ・・・」


横島はシンジの足を見ながらそう呟く。


「で、ここは何処です?今何年なんですか?」


シンジは横島に質問する。


「ここは俺の部屋。そして今は1999年だ。」


「1999年!?世紀末!?何がどうなってるんだ〜〜〜!!!」


シンジは人生最大の困惑に陥った瞬間だった。

この後30分ぐらい困惑していたシンジであった。














「・・・・・なるほど、そういうことか。」


シンジはあの赤い海の出来事、あの世界での出来事を話した。

エヴァンゲリオン、使徒、戦友、友人、上司の事など全て。


「・・・・・・そうか・・・・・・」


横島はそれしか言えなかった。

自分も世界と恋人ルシオラとの天秤になったことがある。

しかしシンジはそれさえもかけられることもなく世界は滅んだ。

14歳。

これがシンジの年齢。

シンジには親というものもいなく幼年期を過ごす。

やっと親に呼ばれたと思ったら息子にエヴァに乗れという。

普通なら学校に行き友人と遊び人類の危機など肩の荷になることなど考えられない。

横島が中学生の頃のことを考えてみると遊び呆けてたとしか覚えていない。


「で、どうするんだ?これから。」


「いや、そんなこといっても横島さんから離れられないからどうしようもないですよ。」


シンジがため息をつきながら言う。


「なんだって〜〜〜!?」


今度は横島が叫ぶ。


「男と24時間ずっと過ごすなんて考えるだけでいやだ〜〜〜!!!!」


横島はさらに叫び続ける。


「こうなったら小龍姫様にでも無理やり剥がせて見せる!!!」


さっきの考えなど既に忘れているようだ。

横島は文殊を取り出す。


「それは・・・」


シンジが何かを言いかけようとしたが横島は無視した。


『転・移』


部屋は光に包まれる。

そしてシンジと横島は消えた。








シンジと横島は鬼門の前に現れた。


「な!?」


シンジは突然のことで驚いている。


「さてと・・・」


横島はシンジの驚きに無視し歩き出す。


「よう、鬼門。久しぶりだな。」


横島は鬼門に話しかける。


「御主、どんどんあつかましくなっていくな。」


右の鬼門は言う。


「右の。こいつの事は今に始まったことはではない。」


左の鬼門は右の鬼門に注意する。


「うるさいわい!!それより小竜姫様はいるか?」


「ああ、いるぞ。はいれ。」


横島は中に入っていく。


「・・・・・・」


シンジはいろんな出来事に固まっている。










「小竜姫様〜〜〜!!!!」


横島は小竜姫に飛びつく。


「死にたいですか?横島さん?」


小竜姫は横島に竜剣を突き出す。


「や、やだな〜〜。冗談にですよ、冗談。」


横島は冷汗をかきながら後ろに下がる。


「(あれは本気の目だ。)」


シンジは明確に横島の性格を捉えていた。


「で、今日は何の御用ですか?」


「実は・・・」


横島はシンジについて自分のわかっていることを話した。

シンジの姿、言葉も聞こえるらしく補足をした。

小竜姫は見事なまでに悩んでいる。


「ちょっとわかりませんね。」


そこへ猿神、斉天大聖がやって来る。


「お前が碇シンジか?」


斉天大聖がシンジに確認を取る。


「どうして僕の名前を知っているんですか?」


「御主のことは上から聞かされてな。

 事情は長くなるから部屋で話すか。」


斉天大聖はそういって歩き出す。


「ああ、あと二人、君と同じようにこの世界に迷い込んだ者がいる。

 見つけたらここに呼ぶようにGSに言っといてくれ、小竜姫。」


「は、はい。わかりました。」


小竜姫はいきなりのことで困惑しながら返事をした。











・・・いきなりの展開に困惑するシンジ・・・











・・・しかしこれは序章に過ぎなかった・・・











・・・そして・・・











・・・他の世界の者達もこの時到着することになる・・・











・・・一人はヨーロッパ・・・











・・・もう一人はアメリカ・・・











・・・その二人はこの世界でもシンジの世界でもない・・・











・・・魔法というものが繁栄している世界・・・











・・・科学というものが繁栄している世界・・・











・・・この世界、シンジの世界でもありえない存在が現れた・・・














前話へ 次話へ エヴァ自作へ